何ですかこの展開、最終回が待ち遠しくて仕方がないよ！雪平（篠原涼子）と和夫（香川照之）が銃を向け合ったと思ったら、いきなり和夫撃たれたーー！って、きっと和夫は撃たれてないんだよ。もしくは、倉庫の上から真犯人に狙われたんだよ。と思うことにする。このタイミングで「和夫が真犯人です、ドーン！」と大々的にアピールしてくるという事は、きっとさらに裏に何かあるに違いない。いや、根拠はないです。個人的に和夫が犯人であって欲しくないという願望も混じっています。やつれて必死な形相の香川照之もとても素敵ではないですか…。それに美央ちゃん（向井地美音）が可哀想だよ。
「アンフェアなのは誰か」というサイトが分かった経緯は少々強引だった気が。脳に損傷を受けている蓮見（濱田マリ）がアドレスを言ったって、「http://〜」とかわざわざ言ったのか？そんな回りくどい事をあの状態の蓮見が言うとはなぁ。あとパスワードが漢字・ひらがなだったのには驚いたよ。パスワードってアルファベットという先入観があったので。
などと半笑いにもなったが、やはり該当サイトが出てくると盛り上がりました。しかし、「瀬崎、牧村、蓮見に賞賛を」の意味が分からない。瀬崎はアンフェアな世の中に一石を投じたと取れるし、牧村は誘拐犯であったけどその背景にあった隠蔽工作を知れば同情する気持ちにもなるのかもしれない。しかし、蓮見はゲームとして誘拐を実行した訳だから、彼女の背景に「アンフェア」は感じられないんだよね。うーん、管理人が和夫として、どんな意味があってこの言葉を残したのかが分からない。4人が繋がった場所である事を示しているだけで、ストーリーとは絡んでこないのかな？サイトの中身までは紹介されていないのでわかならいけど、自分の恨みを吐き出して共犯者募集！というようなサイトなのでしょうか。そもそも、何でこのサイトを和夫が作ったのかも気になります。つーか、和夫が管理人でないという可能性もあるよなぁ。
ラスボスは誰だ？雪平から和夫の連絡メールを盗み見た（方法は分からない…）人が、2人を始末しようと「父の死んだ場所」に先回りしていたのかな。雪平と和夫も黒幕をおびき寄せるために、ひと芝居うっているのかもしれない。蓮見のパソコンを弄ってニヤリとしていた薫ちゃん（加藤雅也）も今更ながらに怪しいが、私はしつこく安本（志賀廣太郎）に賭けてみます。きっと父親殺しの犯人でもあるのですよ、射撃もできるようだしね…なーんて。動機が分からないのは仕方ないとしても、パソコンに疎そうなおじさんがあのサイトから情報を入手できるかどうかが疑問なんだよね。
あとは安藤（瑛太）。最後まで侮れない何かを感じるんだよねー。美央ちゃんと雪平の関係が修復されたとなると、事件後は和夫とだって復縁とまではいかなくても穏やかな関係に戻るだろうし、そうなると「雪平さんが好きです！」な安藤のいる場所の納まりが悪くなるような気がして…。となると最後の最後で裏切ってくるのかもーなんて思ったり。
