のんべんだらりといきましょう

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医龍 #10

いつもは中盤に1回、後半に1回と盛り上げどころを配置しているように思えるドラマだが、今回は中盤のそれがなかったんだよね。おかげでラストの盛り上がりが素晴らしかった!静かに淡々とチームドラゴンの無力さと無念さを描くことで、こちらも野口教授(岸部一徳)や霧島(北村一輝)へのイライラを募らせていくんだけど、そのイライラが頂点に達した時だったからこそ、緊急手術が始まったときはかなりのカタルシスでありました。
ドラゴンメンバーがカルテや資料などを虚しくも手元に置いてある場面では、「こんなにも助けたいと願っているのに!」というような悔しさを見せているのかと思ったが、それは緊急手術に備えてそれぞれが準備を進めている様子を表していたのかー!完全に騙されました。誰一人として諦めず、この日のために眠ったフリをしていたんだなぁ。
緊急手術の召集があって、メンバーが生き生きとした表情で集まる様がまた熱かった。燃えましたよ。例の「裸でイメトレ」ですらなんだかジーンと来てしまった。ヤバイ!ヤバイよ、!気をしっかり持って、自分! 龍太郎先生(坂口憲二)の「行くぜ!チームドラゴン!!」は、一体どこの惑星にドラゴンボールを探しに行くんですか?と言わんばかりの勢いだったが、あの場面で言われるとどこか納得してしまうんだよね〜。
いやー面白かった!最終回が実に待ち遠しい。