うーん、ちょっとのれなかった。序盤、ぬっくんと出合ってそれぞれの事情を語り合う場面がもっさりしているように感じて退屈だった。オモチャの指輪や質屋の辺りからは話が進みだして楽しめたんだけどね。あとは、いつも楽しませてくれる審判団と実況がこれといって見せ場がなかったからかなぁ。
延長戦ってのはどうなんだろう…?延長戦が始まった時、てっきり「ロスタイム」が延長されて*1また新たな何かが始まるのかと期待したけど、「松永さんは助かりました」というのだけだったのはなー。自ら死を望んだ人間が死にたくないと感じることが大事なのかもしれないけれど、これまでの人たちだって死にたくなかったはずなのに。カメラマンは娘と出会えたばかりだったし、スキヤキの主婦だって娘の成人式を見たかっただろうし。自殺は助かるけど、他殺や事故死はダメっていうのはなんだか納得いかないなー。これまでの人たちが、死にたいなんて一瞬たりとも思っていなかったからこそ余計にそう思う。全ての登場人物が死ななければならないとは思わないし、助かるパターンだってあっていいと思うけど、もう少し納得できる展開を持ってきて欲しかった。*2
主審がいつもと違う人なのも寂しかった…。もうあの人は復活しないのだろうか。