のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

「斉藤さん」

6話
柳川夫人の壮大なる、でもスケールは小さい陰謀に笑ったよ!あのピンポイントな学区変更は酷すぎるー。あれって、柳川夫人にしてみれば、一歩間違えば「市議会議員の妻、地方行政に口出し!そして息子は幼稚園襲撃!!」とかって見出しで面白記事になってしまいそうなくらい危険なネタだったんじゃないだろうか。高橋ひとみは、実に憎々しいご夫人を熱演されていてGJ!!でしたけど。
今回最大の見所は、やはり三上さんの振る舞いだったんじゃないでしょうか。真正面から勢いよくぶつかるために、例えそれが正義であっても時に遺恨を残しがちな斉藤さんに対して、相手の攻撃を受け流しながらその力を上手く利用して丸く治めようと努めるのは、確かにもうひとつのやり方です。って、こうやって書くとまるで斉藤さんが「剛の拳」の使い手ラオウで、三上さんが「柔の拳」の使い手トキのようですね!(って、どうでもいいか。)


7話
なんだかボンヤリとした印象で、いつもほどストーリーの輪郭がはっきり見えない話でした。私の理解力不足と言われればそれまでなんですけど。斉藤さんの「強さ」って、自分が正しいと思うことをはっきり言えるってだけでなく、今回のように「余計な事をするな」と当人に強く否定されても、そこで立ち止まったままじゃなくて再び立ち上がって自分の信念を貫けるところなんでしょうね。プチ斉藤さんになろうと奮闘する真野さんだけど、理想の夫トオルに言われたように斉藤さんだって迷っているとまでは、まだ理解できていないのかな。
斉藤さんの正義が否定された後だったので、真野さんの行為も野村さんに否定されてしまうのかとヒヤヒヤしたけど、それはなくてちょっと安心した。真野さんにはとても堪えられなさそう…。しかし、本当に強引な「雨降って地固まる」だったなー。そのドジなところが愛されるって設定らしいが、お茶をぶちまけて子供の絵を破壊ってとても愛されないだろ…。
前回の高橋ひとみに続き、今回のイジワル役は銀粉蝶。これまたナイスキャスティングでした!!