のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

BOSS #11

野立は潜入捜査中に違いない!と思いながらずっと見ていたんだけど、「黒幕=相島さん」な流れになりつつも本当に警視総監を撃ってしまっ時はヤベー野立やっぱり犯人か!?と動揺してしまった。だって、ずっと監視されていたのに防弾チョッキなんて着せる暇ないだろうし、野立の使った銃は高倉から渡されたものだろうし、細工できないじゃーん、って。心臓を狙い撃ちされてたよ!実は生きてましたってどうやってフォローするんだああぁぁ、と一瞬真剣に考えてしまったじゃないですか。素敵な名刺入れが総監の身を守り、野立はその小さな的を的確に射抜くゴルゴ並みの腕前だったという力技に笑わせてもらいました。あと、大澤BOSSに撃たれた野立の死に様が『プラトーン』クラスのドラマチックさ(というより、紙一重突破してネタ的扱い)だったのも凄かった。そして、種明かしを聞いてみれば、潜入捜査ではなく、何となく流れで一緒に人質になっていただけだったのか!修理業者の件や、車までの誘導などテロリストの期待する行動を見事に取らされていたというのは、無能なんだか有能なんだか。ホール爆破騒動の最中で「これは罠だ!!」とか一ミリも思わない潔さも素晴らしいわ。
1話で活躍した爆弾魔も再び登場で、黒鉄矢好きの私は大喜びです。大澤BOSSと爆弾魔の白熱したやり取りはとても盛り上がって面白かったけど、勢いはあるが良く考えると何だか分からない会話だった。よく意味が分からないといえば、高倉の目的とかそういうのも謎だった。けど、まぁいいか!面白かったから!
弁護士に間宮貴子を紹介するあたりはニヤニヤさせられた。パート2作る気満々なラストなので、きっとまたいつかこのメンバーに会える事でしょう。「高倉が何故か脱走とか釈放とかされて、大澤BOSSは再び日本に呼び戻される。高倉を追いつつも様々な事件を解決する特別犯罪対策室のメンバー、そして最終話は再び高倉との対決!」みたいな続編を妄想してみました。ただ、次回作があっても大澤BOSSの結婚問題とか恋愛問題を必要以上に絡めたり、無意味にうるさい新メンバーを加入とかさせなくていいですよ!(「離婚弁護士2」の悪夢再び)