のんべんだらりといきましょう

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新・三銃士 #17いざ、ロンドンへ

港、船、バッキンガム邸のセット初登場ー!新しいセットを見るとテンション上がりますね!
使えない通行証を握らされて金を巻き上げられるダルタニアン、早くもギブアップか!と思ったが、機転を利かせてロシュフォールから通行証ゲットー。バケツを使った親衛隊スタイル、プランシェの尻尾が羽飾りにもなってて、やるな!ダルタニアン!とニヤニヤしてしまった。
そして騙されたロシュフォール。三銃士ならまだしも、ダルタニアンにまで出し抜かれるとは、本気で彼の今後が心配になってきたよ! 「枢機卿をモノに喩えると…?」ってそもそもその質問もどうかと思うが、「ボール」で納得してしまうのはいいのか?いやそれ以外なかなか喩えづらいけれども!つか、その通行証をめぐるやり取りよりも、ものすごい真剣に検討していた温泉ガイドブックが気になって仕方なかった。そうか、そんなにミレディーと温泉行きたかったのか…。
ダルタニアンとコンスタンスが同じ部屋に泊まるのを見て、ドキドキのラブコメが始まってしまうかと思ったら、まったくその気配はなかった。コンスタンスの王妃に対するフォロー話を穏やかな気持ちで聞いた後は、壮絶なイビキオチ。あの地の底から響いてくる獣の雄叫びのような恐ろしいイビキ。しかも寝相も悪いし!!美しく聡明な非の打ちどころのないお嬢さんに、こんな見事な欠点が!(「欠点」かどうかは人によるが)あー可笑しかった。ボナシューは、この大音量のイビキを毎夜聞いていても、コンスタンスに対する愛情は揺るがないんだからすごいよ!…と、イビキエピソードでボナシューの愛の深さを再確認してしまった。桶でのドーバー海峡横断頑張ってください!
バッキンってホント面白いキャラだなー。三銃士たち、枢機卿ロシュフォールたちとは時間の流れが違うんじゃないかと思えるほどのマイペースぶり。「余はそういう大雑把なところが大好きなのだ」って、大らかすぎる。ジョギングシーンはセレブな赤ジャージ(ゴールドの3本ライン入り)で登場。首飾りを見つけると容赦なく奪い取ろうとするミレディーもすごいが、「申し訳ない、あんまり苦しかったものだから…」と絞殺されそうになりながら詫びるバッキンのジェントルぶりに惚れそうだ。
「ああ見えてなかなかの切れ者だ」というパトリックがどれほどのものか気になります!本当に大丈夫なのか!?「私に…考えがある」とキメキメに言ったバッキンだけど、多分ツッコミどころありありのオモシロ案なんじゃないかと今から期待。