のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

新・三銃士 #18〜30

今更ですが、途中で止まっていた『新・三銃士』を見ています。面白くて止められない。
#18 船上の騙しあい
ダルタニアンが頼もしく見えた!上手いこと騙されてまた首飾りを奪われるんじゃないかとハラハラ(というかイライラ)させられてからの、あのミレディを手玉に取るとっさの行動に頭が下がりました。三谷さんの声普段と全然違ってて驚いた。北斗神拳的な動きも面白かった。人形劇なのに、映像に手を加えて見せるってのは意外でした。ボナシューのドーバー海峡往復耐久レースには笑った。


#19 首飾りの行方
首飾り争奪戦で攻守がくるくるかわるのが面白かった。ロシュフォールが火縄銃の仕組みにうっかりしていたというのにはお間抜けすぎて悲しくなったが!本当にダメな子になってしまったものだ。アトスポルトスのピンチは分かるが、アラミスはそんな失敗しないはず!と思ったら、最後のピンチはプランシェだったか…いくら優秀でもおサルさんに運命を託すのはマズイだろ!!可愛いから許すけど。ボナシューの前人未到の記録が認定されてようで嬉しいです。


#20 波乱の舞踏会
あまりにも最後の最後まで首飾りが王妃のもとへ戻らないため若干イライラしたが、笑いながらのイライラだったのでこれはこれで良かったです。追いつめられたミレディーがまさか枢機卿の名前まで出して全てを暴露するとは思わなかった!ヤケクソ気味ではあったが、女性的な容赦なさが魅力のミレディーカッコいいな〜。国王を裏切り、これだけの騒動を起こした事をそろそろアンヌ王妃には悔い改めて欲しいと思うのですが…。とにかく舞踏会セットと衣装が豪華絢爛で魅入ってしまった。細かい作りこみもやっぱりスゴイ!


#21 銃士への道のり
総集編。新キャラの声は戸田さん?ボナシューが完全にスルーされてると思ったら、最後の最後にドーバー海峡を渡っている姿だけで笑った。こうして見ると、メインストーリーにはほぼ絡んでいないキャラなのにあの存在感。目の離せない魅力ありすぎです。


#22 アトスの後悔
冒頭からポルトスとコクナールの追いかけっこで新展開はコメディ色が強いなーと思っていたら、王宮では反乱軍との戦争を匂わす暗い雰囲気も漂ってきてその両極端さに今後が楽しみになった。それぞれの愛情を描いていたが、アトスとミレディは大人の事情そのものでかなり重かった。平銃士になって成長したかと思われたダルタニアンだが、まだまだ青いというか若いというか…人の話を聞けよ!そしてその意図を理解しろよ!とは思う。


#23 ミレディーのたくらみ
ボナシューが完全にミレディーに陥落されていた!ショック!彼はストーカー粘着気質を発揮してコンスタンス一筋なのかと思っていたのに!ミレディーはコンスタンス、ロシュフォール、そしてアトスを手玉にとって、不二子ちゃんモードを発揮しているけれど、前回のアトスの昔話を聞いていると(貧乏ゆえの犯罪、投獄、犯罪者の刻印)不二子ちゃんのような陽気なイメージはできず、むしろ悲しくなってくる。悲しいといえば、王様の出番があると嬉しくて和むのと同時に何故かとても切ない気分になってしまいます。コンスタンスがお子様ダルに「理想のタイプは〜」と聞かれた時の一連の言動が素敵だった。頭の切れる女性だなぁ。


#24 リシュリューの誘い
ダルタニアンの若い自尊心をくすぐるリシュリュー枢機卿の上手い誘いにはハラハラするな。ダルタニアンがこれまたあっさり転びそうだから心配だ。三銃士の人柄溢れる銃士誕生祝いが良かった。完全に困ったおじいちゃん扱いのトレヴィルに泣いて喜ぶアトス。ダルタニアンの選択が楽しみ。


#25 とらわれのコンスタンス
コンスタンスの一大事に完全に蚊帳の外のダルタニアン。銃士の服を着て公の場に出たいというアホな(ダルタニアンらしい)理由でノコノコと出かけ、まんまとリシュリューの策略にはまってしまったが、この場合狡猾なリシュリューではなく、おバカなダルタニアンにイラッとさせられたよ!コンスタンス誘拐の件で泣いてしまったレストランのボーイが可愛かった。あと、ロシュフォールらの出陣シーンがカッコよかった。


#26 許されぬ恋
ダルタニアンのウザさが許容範囲を突破しました。若いから仕方ないよね!などのフォロー不可能。真顔で「コイツアホじぇねえの…」と言いたくなるレベルに!もう、親衛隊に入って飼い殺しにされればいいじゃない、アラミスとコンスタンスがハッピーエンドになればいいじゃない、とか思っちゃうよ。ただ、ダルがウザければウザいほど、面白さもアップします。アラミスにガッツリとシメられて目を覚ます姿を想像するとかなりのカタルシスがありそうです。ポルトスは本当に良い事言うなー。さすが「ポルトスからはゆとりを学びなさい」だ。


#27 三銃士との決別
決別って、ミレディーのところに転がり込むことだったのか!?大人になるってそういうこと!?最後に今まで何を言っているか分からなかったプランシェが「行っちゃダメだ!ダルタニアーン!」としゃべり出したのがジーンときた。誰でもそうだが、自分に厳しい言葉はなかなか受け入れられないけど、自分に甘い言葉はそれを発しているのが自分の敵だったとしてもあっさりと信用しちゃうんだねぇ。ミレディが何のためにダルタニアンをそばに置こうとしているのかが気になります。最終話まで録画してて一気に見られるから安心していられるが、毎週毎週この展開だとダルタニアンの思春期の悩み編はいつ終わるんだ、戦争どーなった、と不安になっていたような気がする。


#28 本当の気持ち
コンスタンスをめぐって決闘まで申し込んでおいたのは何だったんだー。でも、こうなるとミレディとダルとアトスの間もギクシャクしてしまうだろうし、この人間関係の顛末は一体どうなるのか。1人で何役もこなす声優さんはやっぱりスゴイ。同じ人が演じているようには聞こえないもの。


#29 戦への序章
夕方6時の人形劇の主人公がこんなに怖い男でいいのか!私も完全に騙された!ミレディも相当だったが、それでもやっぱりこの仕打ちはないなー。ミレディに刺されても文句は言えまい。たぶらかされた男3人がテーブルを挟んで言い合いしているのは面白かったが、その後にこんなヘビーな展開が待っていたとは。三銃士の教えを間違った方向で解釈し、一人前になった気でいるダルタニアンを見てられないよ。王様のスイッチが入ったのにはビックリした!体力づくりがものすごいことになってて笑った。


#30 戦場へ
出陣前にダルタニアンの思春期が終わるかと思ったのに、まだこのまま引っ張るのかー!こんな状態で大丈夫なのかなと心配になるよ。ポルトスが言うと女の口説き方と同じくらいライトに聞こえるが、「砲弾の発射される音を聞いたら口を開けろ」とか戦のシビアさが見え隠れする。ほのぼのさの中にも毒が見え隠れするくらいだから、人死にもあるんじゃないかと不安だ…。トレヴィルとロシュフォールに「バカだ」のコンボを入れられたが、一刻も早くダルが成長してくれますように。人形たちが歌うスペシャルエンディング見てたら泣けてきた。