のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ウェルかめ

穏やかに終わった最終回でした。『つばさ』の時のような、「真瀬さんを選ぶのかよ!え?今更やっぱりショウタ!?トロッコでどこ行くのー!?」というある意味ヤキモキしたラストと違って、全てが丸く収まって、無難だったといえば無難か。
子供の頃に一緒にウミガメを見たカメ遍路と、大人になって結婚し、いつまでも互いに最大の理解者でいるという流れは、綺麗だったりいい話だなぁと思わせる要素であったと思う。しかし、肝心のなみちゃんが子供の頃からこれまでに、何を努力し、何を得て、どう変わったかがはっきりしなかったので、なんとなーくフワフワと都合よく何事も上手くいったというイメージになってしまいました。雑誌を立ち上げるのに関して、スポンサー集めやらひとり編集の大変さ、なかなか売れずに試行錯誤する様子をもっとじっくり描ければよかったのになーと思う。
カメ遍路は、最終話だけあってこれでもか!というほど、いい顔して映ってたので、それはそれで満足です!もともと大東さんが気になって見始めたわけですしね。カホと一平はもう少し見たかったわ。一平は明らかになみちゃんを諦めてからの方がマトモな青年になって良かったです。あと、初登場時は胡散臭すぎてテッシー騙されるんじゃないか?と思った黒磯くんがめちゃくちゃ真っ当で、とてもいい人だったのも記憶に残ったなぁ。