のんべんだらりといきましょう

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熱海の捜査官 #5&6

8月27日放送の第5話と9月3日放送の第6話の感想です。
5話
やっぱりこのドラマの雰囲気好きだなー。バスの運転手と星崎さんが海から引き上げられたボロボロのバス前で話す時や警察署の救護室(?)で座る東雲さんなど、乾いた感じの映像が特に好きです。
これまでに比べグッと話が進んでように思えますが、最後にMr.2が殺されてしまったという事はまだまだ先があるのですね。っても、女子高生3人の行方不明は、星崎の言うように生きている可能性もあるわけだし、狂言の可能性だってあるし、今までは死人が出ていなかったのに、ここに来て具体的な殺人(自殺ってのもあるのか?)が起こってしまったって事は、明確な犯人=悪人が待ち構えているってことか。何故かこのドラマに関しては、犯人逮捕でめでたしめでたしというような大団円のイメージが全く湧かなかったので、ちょっと不思議な気分です。
左遷された新聞記者が「バスで行ったら消えちゃうかもれないじゃないですか〜」とつぶやいた、ちょっと不気味なホラー演出も思わせぶりで好きです。


6話
バスの運転手は巨大な魚による不幸な事故か。ということは、未だに悪人が見えないんですよね。星崎さんも事件の謎を追ってはいるが、犯人を捜しているっぽくはないし、でもまわりは意味ありげでいつもザワザワしていてどこに落ち着くのか未だに分からない不思議なドラマですね。
前回いきなりレミーのボディーに一発喰らわしていた四十万くんにビックリしたんだけど、訳アリの兄妹関係だったのですね。とはいっても、レミーがその事情を知っていたとは限らないから、どのタイミングで力関係が逆転したのかも気になった。まぁ東雲さんの退院で、四十万くんの隠されていた黒い感情が爆発したということかな。でも、東雲さん自身も今のところ四十万くんが共感するほどの黒さが感じられないので、失われた記憶に全てが隠されているのかなー。
援交少女が数学の天才だった事や、飛行機事故の生き残りが宗教団体の教祖だった事、隠された秘密のあるであろう東雲さんと、4人中3人はいろいろ飾りつけがあるけれど、たった一人だけ何もない萌黄さんが逆に気になるなー。あと、モリモリと仕事の出来る男になりつつある犬塚警察官も気になる。何かありそうな…ないかな。