のんべんだらりといきましょう

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世紀末オカルト学院

ラスト3話の怒涛の展開に痺れた。おかげで見終わった後の感想は「面白い作品だった!」と大満足。1〜2話が良い感じで、これは面白いかも!と期待してたんだけど、中盤がちょっと間延びしたように感じてました。特に前後編の後編は動きがあって面白んだけど如何せん騒動が起こる前編が退屈に感じられる場面が多かった。しかし、終盤に入って子供の幽霊あかりちゃんのエピソード〜最後の対決への流れは面白かった!
中盤イライラしたのは美風が鬱陶しかったのもある。どう考えてもこの人黒幕でしょ!と見え見えのに、そんなそぶりを一切描写せず、文明が振り回されている場面を毎回毎回入れてるのにイラッとさせられてた。もっと悪い顔をチラチラ見せてくれてればまだその落差を楽しめたんだろうけどなぁ。黒い魔女になってからは、エキセントリックぶりが炸裂していたので面白かったけど。それに対する白い魔女には逆に驚かされた。それまで見せていた乙女ちっくポエムがそういう意味だったのかと分かって妙にしんみりしてみたり。
しかし、黒VS白の魔法対決が始まった時はこの作品どうやって終わるの…?と盛り上がりつつ心配にもなったけど、終わってみれば実に「らしい」結末で、失われた超能力やスプーンの意味もきちんと生きていて、ハッピーエンドなんだけど切ないラストは余韻があってよかったな。覚醒した文明がスプーン一本で立ち向かい、そのBGMにはオープニングテーマが流れたのには燃えたよ!!エンドカードでキャラクターが勢ぞろいだったのがじんわりと来ました。