のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 #4

事件、殺人、医療ミス、収賄と様々なトラブルに見舞われてきた東城医大だけど、すでに人がひとり不審死を遂げている部屋で銃撃戦&殺人って、さすがにもう病院として成り立たないレベルじゃ…!病院長が未だに責任とって退職しないのが不思議なくらいだ。
それにしても、今回の『バチスタ』シリーズは過去作よりもずっと緊張感があるような気がします。キャストが好みってのも大きいけれども。それぞれのキャラが別のキャラに抱く感情の動きを見ているのが面白い。前回、北山審議官と斑鳩の考えの違いも示されたけど、今度は審議官と島津が直接対決とか!尾美さんとヤスケンさんの睨み合いが見られるとは思わなかったよ!超興奮した!白鳥も見せ場がふんだんでトオルさんをがっつり楽しめたし、斑鳩による白鳥の過去の暴露、そんな斑鳩のやり方を軽蔑する笹井先生、相変わらず何を考えているか分からないが目の保養にはなる宇佐見刑事に、初期に比べて格段に頼もしく成長しているグッチーとキャラクターがそれぞれ魅力的で面白いなぁ。あと、地味な存在ながらも着実に手柄を立てている玉ちゃん刑事もね!
ラストシーン、誰もが想像できた北山審議官の死の様子だったけど、あの縦型MRIの椅子が下りてきて死体の様子がはっきり見える瞬間はゾクゾクした。事件が始まったー!って感じで。機材にはパスワードがかかっていたはずだから、審議官が部屋に入ってきた後にロックが解除できたという事だよね。で、北山審議官を殺した犯人は、友野さんの殺害の直前にパスワードを入手していて、今回のパスワード解除に至ったのかな。となると、銃声のした後のけん制するような行動といい、宇佐見が怪しすぎるんだけどまさかそんなに単純じゃないよねぇ。