整い過ぎている事務所、劇場のロビーでワイングラスを手にする織田裕二…、と、開始早々について行けるのかしら、私…と不安になったわけですが、しっかり最後まで見られました！ただし、初回90分は長いよ！！
織田裕二ってあんな演技だったっけ？と、久しぶりに織田さんのドラマを見たものだから、慣れるまでに少々時間がかかりました。傲慢でやり手の弁護士役だから、あえての癖の強い役作りなのかな。
替え玉受験ネタを持ち出された相手弁護士は、自身には落ち度が見つけられず息子の替え玉も知らなかったという割とまともな弁護士さんで、ちょっとかわいそうだった。毒を以て毒を制すのかと思ってたから、息子の件も親主導だとばかり。でも、産業スパイを弁護しようとしているって事がすでに「相手の持つ毒」って事でいいのか。
改名までして過去を断ち切ったはずの大貴が、悪友に3千万を返さなかったのが謎。もちろん、そのせいで今後悪友に付きまとわれたり、トラブルに巻き込まれたり、正体がバレそうになったり、最後は悪友の弁護をしたりとエピソード山盛りなのかもしれないけど、それにしてもあんな危ない大金はさっさと返して、「俺に2度と関わるな」で完全に縁を切った方がいいと分かり切ってるのに何故。実は、弁護士を諦め高校中退した一因でもある悪友を激しく憎んでいて、お金を返さないことで意趣返しをしているという話なのだろうか…（そんな風には見えなかったけど）
鈴木保奈美がどの場面でもお綺麗で、服装立ち居振る舞いも素敵で、とても良かった…。なんでしょう、あの場違いなほどの優雅さが一種の癒しになっておりました。あと、中村アンの秘書役も良かったな。
本当に今更気づいたのだが、中島裕翔って修二と彰の間で踊ったり二人の手を取ったりしてたらあの少年なのね！！すっごく縦に伸びててビックリした！金八のシュウ（八乙女くん）を久ぶりに見たら、やっぱり縦に伸びていた時に受けた衝撃と同じだ。
