のんべんだらりといきましょう

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チーム・バチスタの栄光 #10

「犯人はあなただ!」「なんだってー!」でサラリと解説してハイ終了!ではなく、1話かけてケース27の真実やバチスタメンバーのそれぞれの思惑をぐっちー&白鳥コンビと言い合いながら解き明かしていく丁寧な作りは好感が持てました。桐生を追いつめるトオルさんはカッコよかったし、鳴海とぐっちーの対決も静かに盛り上がった。尊敬していた桐生先生のミスをチーム全体で隠蔽した事実が、氷室が暴走するきっかけにもなっていたのも「ハムスターが死んだんです」だけよりもとても納得できたし。
ただ、その話し合いの間ずっと気になっていたのは、ケース27ばかりが問題になっているが、ケース28から氷室が実行犯と確定されているケース33までの間に起こった術死は一体どうなっているんだ!と言う事だった。誰もその事に触れないので、ちょっとイライラしちゃったじゃないですか。他のメンバーはともかく、最大の当事者桐生&鳴海兄弟がその事に一切触れないのもあまりにも不自然だったよ…。鳴海のキャラなら「事故が起こったのはケース27の1回だけだ!」と強調してもおかしくないような気がしたんだけど。
と、思ってたら、最後の最後で垣谷先生に疑いの目が…!!娘の手術を執刀したのは桐生先生だったの?それで失敗?桐生先生を苦しめるために事故に見せかけて殺人とか?っても、ここまで2転3転ひっくり返されると「やっぱり垣谷先生は怪しくないんだぜ!真犯人は影の薄かった羽場先生なんだぜ!」なオチがあっても驚かないが。あーでも垣谷先生には桐生先生の抜けた後のチームの支えになって欲しかったなぁ。