面白かったー！20分があっという間だった。何より最初にツッコミを入れたいのは、あの雲を突き抜けそびえ立つ宮殿から布（カーテンか？）一本で降り始めた、あまりにもアグレッシブ過ぎるアンヌ王妃だ！！！命懸けすぎますよ！バッキンガム公からの贈り物を手に涙する王妃を見ると、他国から無理やり嫁がされてしかも相手はあの国王じゃ確かに哀れな気もするが、やっぱり満月に民の幸せを願う純粋なルイ13世を見ているとね…、やはり彼が一番だ！王妃の気持ちがないこととか、いろいろ分かっているんだろうなぁ。ルイ13世の満月への願い、個人的なこと（友達が欲しいとか王妃と一緒にいたいとか？）なのかとばかり思っていたが、「フランス国民の幸せさ！だって僕はこの国の王様だから！」でちょっと泣きそうになってしまった。月を見上げるルイ13世がカッコよく見えてきたよ。
ボナシューとコンスタンスが仮面夫婦だというのに吹いた！うちのコンスタンスは自慢の女房でねぇと自信満々だったのに、全く相手にされていない様がおかしすぎる。
「言葉数の多い人間を私は信じないの」
「レディのスカートをのぞくのは人でなしのする事よ」
「若者が無茶をするときは理由は一つしかない、女さ」
「誰にも言うなと言って秘密を打ち明けた人間を決して信じてはならない その人物はもっと大きな秘密を抱えている」
アラミス、突然のおねしょカミングアウトに一体どうしたんだと笑ってしまったが、その後のありがたいお言葉に痺れた。コンスタンスとの一連の騒動を経て、おねしょを例に挙げて諭す流れが素晴らしかった。すごく分かりやすかったし、何よりアラミスの口からでた言葉の響がとても美しかったんだよね。
それにしてもトレヴィルおじいちゃんが散々な扱いで笑える。ダルタニアンには怒られてるし（すでにこき使われてる気配も）、コンスタンスには逃げられるし、仮にも銃士隊隊長様なのに！
