のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

新・三銃士 #10王妃の恋

長い夜だったなぁ。バッキンガム公が一切悪気なく、浮世離れしているのがいちいち緊張感をぶち壊してくれて笑える。ていうか、髭が自由自在に動きする。
王妃とバッキンガム公の再会を手助けするのを、ポルトスはともかくアラミスまで了承してしまったのが意外です。アンヌ王妃は止めても聞かずに暴走するだろうから、それなら三銃士のガードの元さっさと再会させて終わりにしようと踏んだのかな。ま、ダルタニアンの友達として彼を助けたかっただけかもしれないけど。でも、誰か一人でも「国王を裏切るような真似はできない!」って言って欲しかった…みんな、ルイ13世の事も思い出してあげて!!
枢機卿がアンヌ王妃のニオイを嗅いでニヤニヤしているのは、気持ち悪さを強調するための単なるセクハラかと思ったが、屈折した愛情が見え隠れしてきて驚いた。壊滅的に下手くそな似顔絵を堂々と清書にも描いてしまった枢機卿、その絵のせいでバレてもおかしくないのに、どこまで自分の絵に自信があったんだ。しかし、その絵に何の疑問も持たなかったバッキンガム公もすごいぞ。あと彼の「アンヌのこと、よろしくお願いしまぁーす」のゆるい言い方が、伊達男っぽくて好きだなぁ。

「バッッッ…キン!!」

アンヌ王妃の情感をたっぷり込めた言い方に吹いた。バッキンガム公をバッキンと呼ぶのも可笑しかったが、あの間、あの言い方。
毎日放送するこのテンポに慣れて、完全にはまってしまったから、次回から週一だんなんて辛い。待ちきれないよ。どうすればいいんだ!!!!どうしようもないけど!