のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

虎竜

タイガー&ドラゴン #11「子は鎹」の回

大分時間が経っているので簡単に。 終わってみると大団円で、爽やかな気持ちになれたドラマだった。虎児(長瀬智也)とどん兵衛(西田敏行)の和解はもちろん、逆転の構図がいろいろと見られたことも面白かった。小百合ちゃん(銀粉蝶)とどん兵衛のやり取り…

タイガー&ドラゴン #10「品川心中」の回

冒頭の高座にはついにどん兵衛(西田敏行)が登場。あーもうすぐ終わってしまうんだなぁと、この段階ですでに切なかった。 クドカン脚本では、義理人情というか浪花節というか…その手の話が一番好きだと改めて痛感した。最終回直前で最高に盛り上がりました…

タイガー&ドラゴン #9「粗忽長屋」の回

虎児(長瀬智也)とヤスオ(北村一輝)が中心のヤクザがらみのお話だったが、竜二(岡田准一)が良かったなー。店をメチャクチャにされた後の「お前やっぱりヤクザだな」が切なかった。今まで積み上げてきた虎児と竜二の関係や、谷中家の団らんが消えてなく…

タイガー&ドラゴン #8 「出来心」の回

銀次郎(塚本高志)が、一旗揚げようとして空回りするお話が「出来心」であったと思うが、見せ場たっぷりの虎児(長瀬智也)よりも何よりも、どん兵衛(西田敏行)と組長・ケンちゃん(笑福亭鶴瓶)の見せ場の方に心惹かれた。若かりし頃の「中谷中」コンビ…

タイガー&ドラゴン #7 「猫の皿」の回

岡田准一はしっかりと「竜二」像を持っているんだなぁとつくづく思えた回でした。普段の、悪態をついている素直になれない竜二(岡田准一)。そして破門されるに至った経緯、そこで見せる落語への思い入れや、師匠・どん兵衛(西田敏行)への尊敬、それらの…

タイガー&ドラゴン #6 「明烏」の回

今回はストーリーより小ネタ重視に見えた。『木更津キャッツアイ』のオジーの死→バンド結成の流れのような印象。ただ、爆発力はメインストーリーそっちのけに感じられた『木更津』の方があったような気はするけれど。落語と話を絡めるという縛りがある分、小…

タイガー&ドラゴン #5 「厩火事」の回

泣いた。号泣しました。いかん、クドカン作品の古田新太と阿部サダヲは反則だ…「饅頭怖い」のどん太(阿部サダヲ)に続いて、まるお(古田新太)まりも(清水ミチコ)に泣かされました。 まるおの生い立ちの段階ですでにかなり重かった。親に死なれ、一人生…

タイガー&ドラゴン #4 権助提灯の回

どん兵衛(西田敏行)が正妻・小百合(銀粉蝶)と妾・小春(森下愛子)の間を行ったりきたりする話かと思ったが、やはりそんな分かりきった展開ではなかった。小春がどん兵衛と組長・謙ちゃん(笑福亭鶴瓶)の間を右往左往するパターンだったのか! 朝になっ…

タイガー&ドラゴン #3 「茶の湯」の回

「風流」なんて言葉を古典作品の中で見ると、「なにやら分からないけど高尚なもの」というイメージで置き換えていたけど、今の分かりやすい言葉で言うと「流行」という捉え方も出来るんだなぁ。 「茶の湯」を予習をした時は、ちょっと意味が分からなかったの…

タイガー&ドラゴン #2 「饅頭怖い」の回

「芝浜」は展開の上手さに感嘆したけど、今回は泣けた…。すごいツボだったよ、「饅頭怖い」とどん太エピソード。 泣かされてしまったよーの場面 どん兵衛(西田敏行)が「饅頭怖い」で客を「笑わせている」のと対比して、どん太(阿部サダヲ)がTV番組の罰ゲ…

タイガー&ドラゴン #1 「芝浜」の回

やっと、やっと見る事ができましたよ!面白かったーー。 落語の元ネタ「芝浜」をどん兵衛(西田敏行)の高座でかなりじっくり見せてくれるので、分かりやすいとは思うけどそのリンク具合を十分に堪能したかったら予習しておいた方がいいのかもね。今回は予習…

タイガー&ドラゴン 三枚記証の回

あー面白かった!次はどんな展開が、どんな小ネタがとワクワクしながら見た2時間。 ヤクザの虎児(長瀬智也)が落語家どん兵衛(西田敏行)に弟子入りする話という事しか知らなかったので、テンポよく進む話の流れにイチイチ笑ったり驚いたりと素直に楽しめ…